ロンドン西部最大規模、1km路上店舗が続く、ポルトベッロ・マーケット

ロンドンの街歩き #1 20190921

相変わらず、Airbnb生活を送っていて、未だに定住先が無くて色々困っています。一番困っているのは、銀行口座が開けないこと。会社からのポンドの現金振り込みがずっとなく、クレジットカードを切って、微妙に為替手数料を取られ続けています。笑

さておき、今日は、そのAirbnbのオーナーから強く推奨されて、Notting Hill Gate駅の北側で開催されているPortbello Marketを訪れてきました。

f:id:Umetaro:20190922041617j:image

Notting Hill(ノッティングヒルと言った方が馴染みが持てますね)は、MayfairやBelgraviaと言われる古くからの高級住宅地が手狭になってきたために、開発された住宅地のようです。上手く高級住宅街化した部分とそうでない部分が混在しているようですが、マーケットは土曜日ということもあって相当な賑わいを見せていました。様々な骨董品、装飾品、衣服・革製品、雑貨銀食器、古びたカメラ、果ては象牙で出来たカミソリ・虫眼鏡と何でもありなマーケットです。相当な掘り出し物もあるようで、ここで取引されて世界中に出回っていくものもあるとのことです。

また、少し歩くとHolland Parkと言われる大きな公園があります。南には高級住宅地のKensintonも広がっており、その周辺の方々を含めて多くの人たちが、ゆっくりと過ごしています。やや外れますが、ロンドンは特に冬に日照時間が少なくなり、天気も不安定なため、晴れの日には外に出ることを好むようで、パブやオープンカフェは外が人気です。

Kensinton streetを歩いていて、たまたまJapan Houseと呼ばれるお店を見つけましたが、これが非常に面白かったです。

f:id:Umetaro:20190922041328j:imagef:id:Umetaro:20190922041320j:image

この店(写真のお店)、どうやら、ロサンゼルスとサンパウロにもある模様。もちろん、日本人によって運営がされているようで、その趣旨は、「世界を豊かにする日本」として表現・発信をすることとしています。

f:id:Umetaro:20190922041323j:image
f:id:Umetaro:20190922041337j:image

日本のデザインをこのように並べられると、日本デザインは、どこか、”簡素さ”を追求したところに美を求めているようにも見えます。ある種の、”機能美”、”そぎ落とすことによって得られる美”のような感覚に近いと感じます。思えば、ロンドンでよく見かける日本発のショップは、無印良品ユニクロです。圧倒的にこの2つは店舗数が多く、同じ匂いを感じてしまうのは私だけでは無いような気がします。

 

この日本発のショップは意図的に、どこか禅的な美しさ、を醸し出そうとしているように感じました。世界を豊かにするかどうかはわからないですが、(というより、我々が意志を持ってそれを示していくのだと思いますが)こうした感覚が、海外からは日本をわかりやすく捉えられるかもしれません。